新型コロナウイルス(COVID-19)の影響下で4月も誌上歌会でした。
いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」(四・四可)、二句の七は「四・三」(二・五可)、三句の七は三・四」(四・四可)で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり3章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】(約20作品)、【七秀】(7作品)、【五客】(5作品)、【三才】(「人」「地」「天」)とランク付けして選びます。
令和3年(2021)4月のお題は、「傾」「王」「逆」「熟」「組」
入選したのは以下の3章。
宿題「傾」
★ ネモフィラ広がる傾斜の青と空が優しく混じり合う ←(客)
宿題「王」
★ 僕は未来に王手をかけた自分を信じてプロポーズ ←(佳)
宿題「組」
★ 寄木細工のキーホルダーに湯の香の想い出持ち帰る ←(秀)
買ってから使っていなかった(小林賢太郎さんの)ハナウサギのあずま袋、バッグインバックにぴったり。