新型コロナウイルス(COVID-19)の影響下で3月も誌上歌会となって、その結果が載っている冊子をいただきました。
いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」(四・四可)、二句の七は「四・三」(二・五可)、三句の七は「三・四」(四・四可)で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり3章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】(約20作品)、【七秀】(7作品)、【五客】(5作品)、【三才】(「人」「地」「天」)とランク付けして選びます。
令和3年(2021)3月のお題は、「米」「遠」「弁」「月」「工」
入選したのは以下の6章。
宿題「米」
★ 米を研いでる指先水の冷たさ緩まる春になる ←(秀)
★ 合格発表帰りを待って赤飯ふっくら炊き上がる ←(三才の「人」いただきました〜)
宿題「弁」
★ 好きと告げずにいた弁解を卒業写真の君にする ←(佳)
★ 季節の美味しい駅弁買って旬の景色に逢いにゆく ←(佳)
宿題「月」
★ 泣いてる私の頭を撫でてくれる優しい月といる ←(佳)
宿題「工」
★ 写真と本人三度見しちゃう加工するにもほどがある ←(佳)
カスタードプリン美味しい。(フレッシュクリームプリンは食べません🤫)