新型コロナウイルス（COVID-19）の影響下で３月も誌上歌会となって、その結果が載っている冊子が送られてきたので。
いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」（四・四可）、二句の七は「四・三」（二・五可）、三句の七は「三･四」（四・四可）で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり３章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】（約20作品）、【七秀】（７作品）、【五客】（５作品）、【三才】（「人」「地」「天」）とランク付けして選びます。そして【秀】以上の作品には景品が出ます(*^_^*)。
令和４年（2022）３月のお題は「姫」「口」「祝」「近」「踊」。たくさん選んでいただき嬉しい。
宿題「姫」
「キスも王子も起きたら夢でハッピーエンドじゃない目覚め」（佳）
「ネクタイ緩めた視線の先に空を見上げるヒメジョオン」（客５）
宿題「口」
「二度目のデートで口づけをした日記に今日から鍵かける」（佳）
宿題「祝」
「入社祝いの万年筆を挿した背広が誇らしげ」（秀２）
宿題「近」
「誤解がとけたら距離近づいてかわいい女にするお酒」（客４）
宿題「踊」
「街に花びら舞い踊らせて風が悪戯してる春」（佳）
おやつ🍡
