ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

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「デカローグ」に感嘆

👇オセローと一緒に載せたけれど改めて単独で載せます〜。

📌石井岳龍(イシイガクリュウ監督が舞台「デカローグ」に感嘆、ポーランドの名匠が遺した珠玉の10編は“僕らの物語” 映画ナタリー 特集・インタビュー (取材・文 / 金須晶子さん 撮影 / 清水純一さん)

狂い咲きサンダーロード」などを手がけた映画監督・石井岳龍が、舞台「デカローグ」プログラムCの5話「ある殺人に関する物語」と6話「ある愛に関する物語」を鑑賞。キェシロフスキを尊敬してやまない彼は、普遍的な問題を投げかける本作について「今の僕らの物語」だと感じたという。

プログラムCのデカローグ5「ある殺人に関する物語」とデカローグ6「ある愛に関する物語」を観劇された直後のインタビューです。
「一番強く感じたのは“孤立”と“分断”について。」
あんなに“映画的な映画”なのに、映像抜きでその感覚が得られることにも驚きましたし、設定を日本に置き換えず、当時のポーランドのままという点も意外でした。映画と演劇どちらがいい悪いと比べられるものではないですが、改めて演劇の持つ力を感じました。演じる方、作っている方たちが優秀だからだと思いますが。
他者とのコミュニケーションから切り離されて、自分の方法でしか人と接することができない。そんな人物たちが描かれていますね。ただ私は、孤立と分断は、ひとつの試練とでも言いますか、安易には成り立たない“真の共生”を図るために、可視化された重要な課題だと思っています。当然、孤立も分断も危険だらけです。しかし、人間は他者や環境と断絶しては絶対に生きられません。作中には、許容できない人、あるいは極端な行動を取る人が登場しますが、心の奥底のどこかで「人とつながりたい」とひそかに叫び続けている彼らの声が聞こえてきました。

亀田佳明“天使”について
ちょっと遠くから黙って見つめている姿が神秘的というか、引き込まれますよね。「ある殺人に関する物語」ではオレンジ色の作業着姿で目立っていて、

「ある愛に関する物語」ではなかなか出てこないからドキドキしました(笑)。セリフはないけど「あなたにも見つめている存在が必ずいますよ」と感じさせる重要な役どころ。あの存在を通して“無関心の怖さ”が克明になり、じゃあ僕らはどうしたらいいんだろう?と考えることにつながるんだと思います。

VODで映画が観られる時代と言っても、今現在「デカローグ」は配信もされていません(※2024年5月時点)。オリジナル版を観る手段がないという人も少なくないですよね。
だからこそ、特に若い人たちにはこの機会を逃さないでほしい。「デカローグ」で描かれている普遍的な問題は、私たち1人ひとりの心のロールシャッハテスト(※代表的な心理検査の1つ)だと思います。キェシロフスキ監督から大きな宿題を突き付けられている感じがします。暗い、つらいと言ったらそれまで。「自分には関係ない」、そう思っている人が「デカローグ」に触れていったい何を思うのか、ぜひ知りたいです。

 

箱男』の公式Xはフォローしていました。安部公房なので気になってて📦

📦暗黙の仁義📦「一つの街に生きられる箱男は、一箱!」 in 新宿https://x.com/hakootoko_movie/status/1798680034334646647?s=46

デザイナーの大島依堤亜さんも「とにかくやたらかっこよさに突出した映画で、最高です。」って。 https://x.com/oshimaidea/status/1798518014398308443?s=46

永瀬正敏×浅野忠信×佐藤浩市 出演者がまずかっこいい 映画『箱男』本編映像&ベルリン国際映画祭ダイジェスト|2024年全国公開 https://youtu.be/6REX3nza9fI?si=t0GmClaBSpLR7l7t @YouTubeより


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