いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」(四・四可)、二句の七は「四・三」(二・五可)、三句の七は「三・四」(四・四可)で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり3章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】(約20作品)、【七秀】(7作品)、【五客】(5作品)、【三才】(「人」「地」「天」)とランク付けして選びます。 6月のお題は、宿題「姉」「乾」「惚」「朗」、席題「記」
宿題「記」★「消したい記憶を蹴飛ばす砂へ 白く陽気な波がくる」(佳)
宿題「記」★「閉店知らせる扉の文字に 味の記憶が立ちのぼる」(客)