http://hpot.jp/stage/kafka
この前初日だと思ったらもう楽。これから大阪、そして赤坂に移るので今日の楽はあっさりめ。
2階席U列センター。さい芸のホールは2階でもオペラグラスなしの私の視力(コンタクトしても1.0くらい)でもちゃんと表情が見えるので助かります。というか、この『海辺のカフカ』はオペラグラスなんか使って狭く観るのはもったいないです。俯瞰で見ると気づくこともたくさんあるし、何より照明の美しさが堪能できます。あの神社の場面の床があんなに美しかったなんてーーー。1階席のときには気づかなかった道。あと・・大好きな雨も。床に出来た水たまりまで美しかった。
カフカくんが入っていく「もうひとつの世界」とナカタさんが戻っていく「もうひとつの世界」が交錯する。
蜷川さんにもお会い出来てカフカのことだけじゃなく『わたしを離さないで』に感動したことも伝えられてよかった。「いい話だもんな」っておっしゃったので「再演希望」と言ってきました。お元気な姿を見られて嬉しかった。
海辺のカフカ。もう少し追記できるかな? 赤坂でも1回観るので、多分そのときかな・・。
埼玉公演初日の感想 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20140601/1401641239
(追記)初日を観たときに「現実と夢の境目がなくなるようにひとつになっていくシーン」がリアルに生々しくなっていたと書いたのですが、後から思い出すと、宮沢りえちゃんが演じる佐伯さんが「現実と夢の境目のない」というか「生と死の境目のない」「生きているのか死んでいるのかわからない」ような儚さがあるので、新しい演出がよかったのかもしれないね。
そして、今回、カフカくんが佐伯さんを「母親かも知れない」と思う気持ちがあるように全く感じなかったなぁ・・ カフカくんと桜の関係も・・。初演はどうだったかな・・そうだと思って(脳内でリンクさせて)観ていた気がする。
SIGUR RÓS/vaka
『愛に理由はないというのが愛の理由』シンベリン