「2大女優、息のむ対峙」『火のようにさみしい姉がいて』大竹しのぶ×宮沢りえ、舞台初共演(井上秀樹さん)
「(大竹しのぶさんは)新潟出身の清水が描いた日本海沿いの村の暮らしにも思いをはせる。「姉は、美しい弟と生きることだけが自分の生きる意味みたいに思ってた」。東京に出た弟がふるさとを忘れても、姉はそこで生き続ける。その寂しさ、嫉妬、強さを、ねちっこく表現したい。」
「宮沢は、妻を「好奇心の強い女」とみている。男が根源に何を持っているか知りたくて、故郷へ連れ立つ。姉と男が親密な様子を見て不快感を抱きつつ、真実を探究したい業もある。」「演出の蜷川幸雄には、せりふの語尾から傘の閉じ方まで、かつてなく細かく要求される。「私自身、いままでやってきたお芝居とは、違う私を見たい」から、苦ではない。」
1回休憩があり2時間半くらいの予定とのこと。蜷川さんにしてはけっこう短いなって思ってから、ああ麻痺してるって思ったわ。http://www.siscompany.com/ane/