芸劇でお茶漬け食べてから、池袋 スタジオ空洞へ。
アマヤドリが2013年から始めた新プロジェクト “雨天決行” の公演。今回は三好十郎の『冒した者』と、劇団員の中村早香ちゃんの一人芝居 デービッド・ミルロイの『ウィンドミル・ベイビー』でしたが、私は『冒した者』のみ観劇。http://amayadori.sub.jp/archives/5139
作：三好十郎／演出：広田淳一
いなごくんのtweetへのコメント https://twitter.com/Magnoliarida/status/596964944421064705
「雨天決行『冒した者』メンバー！お疲れさまでした。予想もしていなかった配役にびっくりしたけれど、とても良かった。濃い時間をたっぷり楽しみました。あと一回だなんてもったいないね！」
エキサイティングなリーディングでした。みんな、上手いわ〜。キャスティングも面白かったです（＊）。原作を知らなかったら、この登場人物が多いリーディングはわかりにくいのでは？・・広田さん、すごい挑戦だなぁ〜と少し思いました。というのも全員の背景がしっかりある戯曲を戯曲をかなり削っていましたし、勢いというよりスピード感のあるリーディングだったので、登場人物の仕事や役割がわかりにくいんじゃないかなぁと・・。
主要人物２人（＊）の男性を女優さんが演じていたのは面白くもあり、「私」の扱いに少し混乱も。私は葛河思潮社の『冒した者』を２回観ているので、そのときの二村さんの美術（間取りの図も）とキャストを思い浮かべながら、観たので入りやすかったけれど、そのぶんイメージが出来ていたので、頭を整理するのに時間がかかってしまったかも。
私：深谷由梨香（柿喰う客） ←「私」は男性。深谷さんの凛とした声が物語をひっぱっていました。
須永：小角まや ←演劇青年の役だもの。ところが、まやちゃんの須永がとてもよかった。
いなごくんは医師の舟木。←トリッキーな性格に引き込まれた。
終演後に糸山和則いなごくんと、そして小角まやちゃんとツーショット写真も。まやちゃんとの写真の後ろに広田さんが写っていて、ちょっとおもしろいです。広田さんとは先日シアターコクーンでご挨拶したばかりだったので、そのときのことも（笑）
