ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

朝日新聞夕刊 

「蜷川遺作、スタート 込められた最後のメッセージは?」(成川彩さん)「開幕前日の24日、同劇場で公開舞台稽古が行われた。兄を救おうと畳みかけるように懇願するイザベラと、「死刑を処すのは法律だ」と説き伏せるアンジェロ。立て板に水のごとく、せりふの応酬が続く。」「稽古後、主演の藤木と多部が報道陣のインタビューに答えた。4月に他の出演者と蜷川の病室を訪れた藤木は「僕らは必ず(稽古場に)帰ってくると思っていたので残念ですが、蜷川さんの思いをみんなで形にしたい」。蜷川は稽古場には来られず、病室で稽古の映像を確認していたという。藤木は昨年、蜷川演出の「海辺のカフカ」に出演し、ワールドツアーにも参加した。「蜷川さんは本番前、『世界中のどこを探してもない作品だから、自信を持って舞台に立ちなさい』って、役者の立場で勇気づけてくださった」と振り返った。シェークスピア作品に出たいと、蜷川に直談判していた多部は「いらっしゃらないのは悔しいし残念。でも、どこかにいらっしゃるんじゃないかという気はずっとしている」。イザベラについては「ぶれない、天真らんまんな役。本当に芯がある女性」と話した。
 蜷川家には「従順なだけの女にはなるな」など、自立した女性であれという内容の家訓がある。松岡は「作品のエンディングと重なる」と指摘する。「娘に向けた家訓は、全女性へのメッセージでもある」
 成河くんが観たと書いていた劇団の作品だわ。
ロロ「あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語」劇評(徳永京子さん)
花師とは「話」に他ならず、物語そのものを主人公に据えようという三浦の目論見(もくろみ)が感じられる。しかも、口立てや風に耳を澄ませて聞こえてくる木々の葉音など、目には見えないものにこだわるのは、文字に残らない物語の短命さを、演劇ならではの俳優の肉体や声、美術や照明、音響などで補完しようということだろう。その点で、この舞台に関わっている俳優やスタッフが同じ目的を高いレベルで共有しているのがよくわかる。ロロの劇団員はほとんどが20代だが、俳優の気配を残したまま舞台装置を転換し、シームレスに別の役を演じる姿は頼もしい。また、足音と心臓の鼓動と祭囃子を同じ音でつなげていく池田野歩の音響は、文字で残せない物語の今作にふさわしい繊細さと大胆さを観客に届ける。」
 
 城田優、ミュージカル演出に挑戦 「アップル・ツリー」東京・赤坂で28日から(山根由起子さん)
「1966年にブロードウェーで初演。マーク・トウェイン作「アダムとイブの日記」、究極の愛の選択を迫る「女か虎か」、煙突掃除の女の子の物語「パッショネラ」をつないだ。」「もとは3組の男女を同じ俳優が演じながら時空を超えて3話が展開する構成だが、城田は3話をそれぞれ別の俳優に演じさせる。「三つの作品のつながりを断ち、個別の魅力を発揮させたい」」「ほとんどのキャストは、城田がオーディションで選んだ。演出で心掛けているのは「芝居から唐突に歌になるザ・ミュージカルのような感じではなく、セリフが自然に歌につながっていくようにしたい」と言う。」