『森 フォレ』
【作】ワジディ・ムワワド 【翻訳】藤井慎太郎
【演出】上村聡史
【出演】成河 瀧本美織/栗田桃子 前田亜季 岡本玲 松岡依都美/亀田佳明 小柳友 大鷹明良/岡本健一 麻実れい
【日程】2021年7月 【会場】世田谷パブリックシアター
『森 フォレ』は『炎アンサンディ』『岸リトラル』に続く【「約束の血」4部作】の第三弾。
『森 フォレ』に亀ちゃんの出演はありそうだな、あったらいいな、としつこく言っていたところに成河くんまできて、もう気絶しました(意識が・・)
「このたび出演が明らかになったのは、 成河、 瀧本美織、 栗田桃子、 前田亜季、 岡本玲、 松岡依都美、 亀田佳明、 小柳友、 大鷹明良、 岡本健一、 麻実れいの11名。出演者たちは作中で40人の登場人物を演じ分ける。」
「第3弾となる今回は、ムワワドが2006年に書いた戯曲「森 フォレ」が立ち上げられる。劇中では、母の死をきっかけに、自身のルーツをたどることになる少女の物語が展開する。」
ものがたり「1989年11月ベルリンの壁崩壊直後、モントリオールに住むエメ(栗田桃子)にてんかんの発作が起き、知るはずもない第一次世界大戦中のフランス兵・リュシアン(亀田佳明)の名前を口にする。その原因として考えられるのは、妊娠中のエメの脳に生じた悪性腫瘍のためであった。エメが健康な状態で生き延びるには、堕胎を選択することだったが、エメは出産を決断し、娘ルーを生む。そしてエメは意識不明の状態に陥り、15年後に死ぬことになる。
20歳に成長した娘ルー(瀧本美織)は、偶然にも母エメと同じ形をした第二次世界大戦時の被害者の頭蓋骨を所持するというフランスの古生物学者ダグラス(成河)の来訪により、母の死の真相を、父バチスト(岡本健一)から聴くことになる。「母エメは双子を妊娠したが、男児の方が、エメの子宮から脳へと移り住み、まるで、その双子の兄弟が悪性腫瘍を引き起こしたよう」と。そして、ダクラスの説得により、カナダ北部セント・ローレンヌ川の河口に住む、エメを捨てた祖母リュス(麻実れい)に会いに行く。しかしそこで、リュスの母が第二次世界大戦をレジスタンスとして生き、その名がリュヴィディーヌ(松岡依都美)であるということを知る。ルーとダグラスは偶然に導かれながら、自らのルーツを探るために、フランスへと旅立つのだが…。」
『炎 アンサンディ』★★★★★ https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20141014/1413302142
『炎 アンサンディ』再演★★★★★ https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20170307/1488901132
『岸 リトラル』★★★★★ https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20180309/1520614123
7月は田島亮くんのserial numberの舞台とこの亀ちゃんと成河くんの『森 フォレ』。どうしよう、8月から。