ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『森 フォレ』4回目★★★★★

帰宅して開会式があったので深夜になりましたが、今日『森 フォレ』見納めました。

 

ダグラスと共に亡くなった母のルーツを探す旅をしたことで、ルーも祖母リュスも深い闇が広がる森から出られたと思う。きっとエドモンも。サラも。
6世代に渡る壮大な血の物語だけど、約束の物語。血よりも濃いもの。

 

明日以降にまた。

 

開会式の選手入場を見ながら『森 フォレ』の最後のルーの独白を思った。
「母さんは世界を与えてくれた 世界は大きい でも与えてくれようとしていた以上は私もそれを受けとることにする!私たちは自分が何者かも知らなかった 母さんのことももっと知りたかった、私が属する時代の足どりが聞こえる そして仮に今日もなお大虐殺がすぐそばにあると感じられても、仮に戦争の不安は噂を耳にしても自分がルーで、この心が世界を横断したことを知っている〜」

 【あらすじ】1989 年11月ベルリンの壁崩壊直後、モントリオールに住むエメ(栗田桃子)にてんかんの発作が起き、知るはずもない第一次世界大戦中のフランス兵・リュシアン(亀田佳明)の名前を口にする。その原因として考えられるのは、妊娠中のエメの脳に生じた悪性腫瘍のためであった。エメが健康な状態で生き延びるには、堕胎を選択することだったが、エメは出産を決断し、娘ルーを生む。そしてエメは意識不明の状態に陥り、15年後に死ぬことになる。
20歳に成長した娘ルー(瀧本美織)は、偶然にも母エメと同じ形をした第二次世界大戦時の被害者の頭蓋骨を所持するというフランスの古生物学者ダグラス(成河)の来訪により、母の死の真相を、父バチスト(岡本健一)から聴くことになる。「母エメは双子を妊娠したが、男児の方が、エメの子宮から脳へと移り住み、まるで、その双子の兄弟が悪性腫瘍を引き起こしたよう」と。
そして、ダクラスの説得により、カナダ北部セント・ローレンヌ川の河口に住む、エメを捨てた祖母リュス(麻実れい)に会いに行く。しかしそこで、リュスの母が第二次世界大戦レジスタンスとして生き、その名がリュディヴィーヌ(松岡依都美)であるということを知る。ルーとダグラスは偶然に導かれながら、自らのルーツを探るために、フランスへと旅立つのだが…。