ビストロやまは貸し切りだったのでカフェへ。
１３番、来ました！
笑ったーーーー笑ったーーーー！！！
キャタリーナ・・亀ちゃん（市川亀治郎）ものすごいオーラです。すご〜い品もあります。亀ちゃんが出てくると客席から拍手が！（←歌舞伎みたい！いつもなら「えっ拍手？」と思いますが、この喜劇には「あり」ですね）。とくにカーテンコールでの亀ちゃんの存在感は凄く、美しく、可愛かった〜！！じゃじゃ馬のキャタリーナが可愛かった〜。突然歌舞伎っぽくなるのも楽しかった〜！
筧さんのペトルーチオは・・もう最高に笑いました。膨大なセリフをワーーーーーーーーーッとしゃべるしゃべるしゃべる！！！筧さんがいつもtwitterで「埼玉来いゃ！」とかつぶやいている写真が濃くて（諄くて？）デフォルメしているんだと思っていたら・・・あのまんまでした。面白すぎる！！http://kakeitoshio.weblogs.jp/blog/2010/10/じゃじゃ馬馴らし-4.html
筧ペトルーチオと亀ケイト（ペトルーチオはキャタリーナをケイトと呼びます）が楽しいんですよぉ〜。このカップルは最強です。
女性を調教しちゃう内容ですが、私はフェミニストじゃないし、フィクション（シェイクスピアの戯曲）だし、酔っぱらいの夢（まったく男ってば・・女性より弱っちいから願望なんですね）だと思うので、全然大丈夫。全員男性だから笑える〜。
オールメールは『から騒ぎ』以来でした。月川悠貴くんの美少女力はさらにオーラが増していました。月川くんの女装を最初に観たのは『近代能楽集』の『卒塔婆小町』だったかな？？（詩人が洋くんだったときから）今日のビアンカは凄かった。亀ちゃん演じる姉のキャタリーナより、父に溺愛されて育った美しい妹ビアンカのほうが、実は従順でなく我がままなんですよね。それがわかるから、よけいにキャタリーナが可愛く映ります。ビアンカとビアンカに一目惚れして恋に落ちるルーセンショーとのいちゃいちゃ・ラブラブぶりがめちゃめちゃ可愛かった〜。山本裕典くん演じるルーセンショーは可愛かったな〜。ラストにあんなこともありますし（←ないしょ。笑）
そうそう・・さい芸に入る前に横断歩道で会った可愛い男の子（買ったばかりらしいコーンのアイスクリームを通路で食べてた！！）どこかで見た顔だなぁ〜とぼんやり思っていたら・・舞台に出ているじゃない！！ルーセンショーの召使いでご主人様のためにルーセンショーを演じるトラーニオを演じている田島優成くんでした（←ROOKIESに出てた。）声も滑舌もよくコミカルな演技が良かった！姿勢の良さも好きだな。『ヘンリー六世』にも出ていたのね〜。
ホーテンショーとルチオ演じるよこちんさんも楽しそうだった〜〜（←いつも楽しそうなんですけれどね）かっこよかった〜〜（←いつもですけれどね）。http://blog.livedoor.jp/russety/
そして今回の舞台セットはものすごくシンプル。サンドロ・ボッティチェッリの絵画が場面ごとに変わります。オープニング以外それだけ。前回の蜷川さん（ファウストの悲劇）とはまた全然違う楽しさがあって、おもしろかったぁ〜。
可愛い楽しいばかりの感想でごめんなさい。まだ続くし地方公演もあるようなのでネタばれしたくないのです。
