朝日新聞夕刊に『太陽2068』の劇評(山本健一さん)『上下2層の舞台は対照的な世界だ。上は人口減に悩む旧人類の限界集落(美術は朝倉摂の遺作)。下は新人類の無機質な一室(美術は中越司)。二つの世界が峻別される。異なる時空間の表現もあるが、基調はリアリズム。小劇場で時間がグニャリと溶ける前川世界とは一味違い、想像に訴える度合いに課題が残る。』『人間味のある演技が舞台のリアルさを醸す。六平直政と中嶋朋子の情愛、横田栄司の悪。山崎一と伊藤蘭の乾いた感触。新旧人類をつなぐ成宮寛貴と綾野剛の青春のナイーブさ。他に前田敦子らが出演する。』